回線状況の詳細を取得するために、位置情報に対する権限の許可と高精度な位置情報をオンにする必要があります。
「GPS(位置情報)がオフの場合でも使いたい」というご要望をたくさん頂きます。スマホのバッテリー消費を抑えるためにGPSはオフにして使っているという方もいらっしゃるのだと思います。
私も出来ることなら、位置情報のオン/オフなんて関係なく使えるアプリにしたいとは思っているのですが、OSの制約からオンにする必要があります。
私が知りたいと思う回線状況は、接続している回線が楽天モバイルなのか違う事業者かどうかを判定するための通信事業者の識別コード(MCC MNC)に加えて、接続しているバンドや、送受信している周波数、さらには、電波強度などの情報です。
その様な回線の詳細情報には、TACやCIDなど、位置を特定することができるかもしれない情報も一緒に含まれています。※本アプリに表示される値については、別のページで解説しています。ご参照ください。
そのため、OSは位置情報に対する権限の許可と高精度な位置情報のオンを求めてきます。
通信事業者コード(MCC MNC)の取得だけなら位置情報は不要
いろいろ調査をした結果、通信事業者の識別コード(MCC MNC)の取得だけなら、位置情報に関係なく取得することができることが分かりました。ただし、異なる権限(電話に対する読み込み権限)を許可する必要はありますが、GPSをオフにしていても、楽天回線につながっているのかそうではないのか判定することはできます。
残念ながら回線の詳細な状況を取得することはできないため、どうせ回線エリアの判定結果を表示するなら、少しでも楽しい画面、かわいい画面の方が良いと思い、「パンダ回線状況チェッカー」という新たなアプリを開発しました。一応、楽天といえばパンダということで...
回線エリアの状態によって、表示されるパンダの画像が変化します。
また、表示する画像や背景色は自由に変更することが可能で、ペットの写真や家族の作品などに変更すれば、毎回の回線チェックがとても楽しくなること間違いなしです!
ぜひ、一度ダウンロードして試してみてください。